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農業ビジネス

農家の1日の
過ごし方って?

農家の働き方をご紹介します

2021年10月14日更新

農家がどんな働き方をしているかご存知ですか?

皆さんは農業で働く人たちがどのような1日を送っているか想像できるでしょうか?
「朝早くから畑を耕している?」「閑散期は毎日休み?」など。想像してみても具体的にはどのように毎日を過ごしているか意外と分からないと思います。
それでは、農業での働き方について見ていきましょう。

01業種別に働き方をご紹介!

耕種農業の働き方の例

一口に農業といってもいろいろな業種があります。野菜を育てる耕種農業があれば、乳牛からミルクを生産する酪農業もあり、農業の業種によってそれぞれ働き方が異なります。本項では、業種による働き方の違いをご紹介します。
耕種農業とは、稲作(米)・穀物・野菜・果樹・花などの植物を栽培する業種の総称です。
耕種農業は、朝7時~9時位から作業を始め、夕方17時~18時位に作業が終わるような働き方が一般的です。農業以外の一般的な企業での働き方に似ていますね。天候や季節、作物の成長度合いによって行う作業が変わるため、時期によっていろいろな作業を経験でき、楽しく農業に取り組むことができると思います。

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酪農業の働き方の例

酪農業では、朝と夕方に1回ずつ牛の乳しぼりを行うことが一般的です。
それぞれの牧場によって働き方はバラバラで、日中を自由時間として朝と夕方に酪農業務を行う牧場もあれば、朝と夕方のシフト制を採用している牧場もあります。日中は好きなことに時間を使えたり、朝働いて午後はプライベートの予定を組んだりと、ユニークな働き方ができますね。

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牛がいる牧場

畜産業の働き方の例

畜産業は、肉牛、養豚、養鶏と飼育する動物によってさらに業種を分けることができます。
畜産業の主な仕事は動物のお世話とそれに紐づく作業で、飼育場の清掃、エサづくり、エサやりなどです。動物が相手の仕事のため決まった休みではなく、曜日ごとにシフトを組み朝5時~9時位の間に作業を始め、17時位には作業が終わることが一般的です。日々の様子を観察し、ストレスを与えないよう健康に育つように飼育環境を整備したりするため、動物への愛情がなければ務まらない仕事です。

肉牛、養豚、養鶏のそれぞれの業種に分けて1日の流れの一例をご紹介します。まず肉牛農家についてです。肉牛農家は牛を育て、その牛を牛肉として生産・出荷する農家です。1日の始まりは、牛の健康状態の確認から。牛舎を回りながら、エサの食べ残しが無いか?フンの状態はどうか?確認を行います。牛舎の見回りが終わったら、エサを与えます(給餌)。朝、夕方と1日2~4回に分けて給餌することが一般的で、農家によって給餌の頻度はさまざまです。朝の給餌が終わったら、牛舎の清掃、エサづくり、肉牛の出荷作業などの作業を行い、また夕方にエサを与え1日の作業終了といった流れです。

次は養豚農家です。養豚農家の1日の始まりも、まずは豚の健康状態の確認から。その後、給餌、豚舎清掃、エサづくりなどの作業を行います。豚はとてもデリケートな動物で、豚舎の汚れや、スペースの狭さといった生活環境に敏感です。成長した豚と子豚とでは豚舎の飼育温度も異なるため、成長に合わせて飼育方法が異なります。養豚農家は、豚にストレスをかけないことを第一に考え日々の作業を行っています。

続いて養鶏農家です。養鶏は、卵を生産する養鶏と、鶏肉を生産する養鶏の2つに分類されます。養鶏農家の1日は、給餌作業から始まります。給餌頻度は、1日分を3~5回に分けて与える場合や2日分を一度に与える場合など、農家によってさまざまです。給餌作業が終わったら、産んだ卵を集める作業や、鶏舎の掃除などを行います。その作業が終わったら卵の選別、出荷作業をし、1日の終わりに鶏舎の見回りを行い業務終了です。養鶏場の規模によって仕事のスタイルはバラバラのため、上記はあくまで一例となります。

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養鶏場

農業アルバイトの働き方の例

農業では、業種に限らずアルバイトスタッフもたくさん活躍しています。アルバイトスタッフの働き方はさまざまで、曜日、時間によるシフト制を設けていることが一般的です。
朝早くから作業を行い、気持ちよく1日を始められる時間限定アルバイトもあります。
曜日によるシフト制の場合なら、1日フルタイムで作業を行い、別の日は他の仕事や自分の好きなことに時間を使うこともできます。
農業のお仕事は、収入を得る方法としてはもちろん、気持ちの良い自然の中で健康的に働くことができる大きな魅力があります。

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02自然と上手に付き合うことが大事?

農業界の就業規則ってどうなっている?

皆さんは農業の就業規則はどうなっていると思いますか?
「就業規則」とは、労働者の給与規定や労働時間といった労働条件、職場内の規律やルールなどをまとめた規則のことです。10人以上の従業員を常時雇用する企業に作成の義務があります。
農業は、他業界とは異なるルールで労働基準法が設定されているため、就業規則も一般的な企業と異なります。
では、なぜ農業は他業界と就業規則が異なるのでしょうか?それは、農業は「対人」の仕事ではなく、「対自然・動物」の仕事のため、台風や猛暑、雨などの状況、動物の体調、分娩などによって日々の作業が大きく変わります。そのため、勤務時間を決めて「1日何時間は働く」といったルール決めが難しく、労働時間、休憩、休日に関する規定について適用が除外されることが認められています。そのため、農園や牧場によって働き方はさまざまです。自分に合った働き方を見つけてみましょう!

ビル群の中の芽

農家の朝は早い?

前項でご紹介した通り、農業は自然を相手にする仕事のため、我々人間が自然に寄り添った働き方をしなければなりません。農業といえば朝が早いイメージがありますが、実際に他業界と比較して朝が早い場合が多いです。ではなぜ農家の朝は早いのでしょう?さまざまな要因があるため、野菜栽培の一例を紹介します。
その理由は、気温です。特に夏場は日中の気温が高いため熱中症になるリスクがありますが、早朝の涼しい時間帯であれば快適に作業ができます。

気温が高くなると、畑の昆虫たちの活動が活発になります。ハチやアブなど人を刺す昆虫は、花粉や蜜を集めたり、獲物を求めて活動します。そのような昆虫たちの食事の時間と重ならないためにも、朝の時間帯に作業をするといったこともあります。
また、一般的に野菜は低温で呼吸が不活発になると鮮度を維持しやすくなるとされています。早朝の気温の低いうちに収穫することで、野菜を低温状態で出荷し、鮮度を維持することができる面もあります。

農園の男性

03まとめ

今回は、農業での働き方についての一例をご紹介しました。意外と知らなかった農業の世界を知ることができたのではないでしょうか。第一次産業ネットでは、農業のさまざまな業種の求人を掲載しています。1日の仕事の流れを掲載している求人も多数あるため、具体的な流れを把握したり、自分の生活リズムに合った仕事を探したり、参考にしていただけると幸いです。

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