▲top
就農

田舎移住を成功させる
ポイント3つ

田舎移住で失敗しないための地域選び・仕事探し・
支援制度の活用について詳しくご紹介。

2019年3月29日更新

理想の田舎移住を
実現するための3つのポイント

「田舎でのんびり暮らしてみたい」と、田舎暮らしに一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。近年は、東京一極集中などが問題となっていますが、その一方で田舎暮らしに憧れる若者が増えています。
平成29年度国土交通白書によれば、三大都市圏に住む20代の4人に1人が、地方移住に関心を持っているとされています。実際に、地方移住を推進する「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」の20代利用者は、10年前の約5倍に増加しています。

近年は、積極的に移住者を受け入れている地方自治体がたくさんあり、相談会やセミナーが開催され、支援制度も充実し、地方への移住を現実のものにできる環境は整っていると言えます。
理想の田舎移住を実現するためには、どうしたら良いのでしょうか?主なポイントをご紹介していきます。

01移住先選び

田んぼた広がる田舎の風景

思い描いている田舎暮らしを実現できる地域なのか、どのような仕事に就けるのか、都心からのアクセス、気候、自治体の移住支援など…さまざまな面から考慮して選ぶことが必要です。家族がある場合は、家族とよく相談することも大切です。

目的に合った移住先を選ぶ

「北海道に住んでみたい」など、憧れの地域に住むこと自体が目的になっている人も多いかもしれません。しかし、「田舎の自然豊かな環境で子育てをしたい」「農業を始めたい」など、移住の目的を明確にして、目的に合った移住先を探すことが大切です。

「田舎でのんびり暮らしたい」という人は多いですが、それだけではなく、移住先の条件を明確にすることで理想の実現に近づくでしょう。

人気の移住先

八ヶ岳の麓に広がるソバ畑

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した2018年移住希望地域ランキングは次の通りです。
人気を集めている地域は、豊かな自然に恵まれているという共通点もありますが、自治体によるPR活動が積極的に行われています。
また、「移住セミナーや相談会などが多く開催されている(相談しやすい)」「移住における仕事や住まい、生活に関する支援制度が充実している」といったところも移住先としての人気につながっていると言えます。長野県・静岡県・山梨県は、大都市圏からのアクセスが良いという点も人気の理由です。

1

長野県

長野県諏訪湖

2

静岡県

静岡県の富士山と茶畑

3

北海道

北海道の函館山からみた景色

4

山梨県

山梨県の新倉山浅間公園

5

新潟県

新潟県の断崖が続く海岸線

02仕事探し

農家の先輩の年寄りに耕運機の使い方を教わる若い男性

田舎暮らしを始めるに当たって最も大きな問題となるのが、「仕事が見つかるかどうか」ということかもしれません。
定年後に田舎暮らしを始めるケースもありますが、近年は若者の田舎への移住が増え、田舎で転職し、新たな人生を始めるケースが増えています。多くの自治体が移住者向けの就職支援を行っていて、新規就農に向けた助成金制度等、就農へのサポートも多くあります。

田舎の仕事

田舎で仕事をするには、地域企業への就職のほか、起業する、フリーランスとして活躍する、地域おこし協力隊として地域社会に貢献する、といった方法があります。

田舎で仕事をするための方法図解イラスト
稲刈りを手伝っている地域おこし協力隊

地域おこし協力隊とは?

地域おこし協力隊とは、地域の活性化を目的に地域外の人材を積極的に受け入れる制度のことを言います。農林水産業に従事したり、地場産品を販売したり、観光PRを行うなど、地域によって様々な活動があります。

地域おこし協力隊について、特集ページで詳しくご紹介しています。

地域おこし協力隊特集

「二地域居住」という選択肢も

週末だけログハウスで田舎暮らしを満喫してる家族

田舎暮らしをするには、仕事も住まいも田舎に移す方法だけでなく、都会で仕事をして週末や休日だけを田舎で過ごす「二地域居住」という方法もあります。

都会で仕事を続けられるというメリットはありますが、2つの住居にかかる維持費や移動にかかる交通費など出費は多くなります。「いきなり移住するのはちょっと…」という人にとっては、移住のハードルを下げることにつながるでしょう。

03支援制度を活用

東京のビル群

政府や地方自治体が移住希望者の支援を行っていますが、地方自治体によって支援制度に違いがあります。また、移住する時の支援だけでなく、移住後の子育てや医療・福祉等への支援についても事前に確認しておくことが大切です。

移住を希望している地域にどのような支援制度があるのか、しっかり調べておくことが大切です。移住先を探す際に、支援制度を重視している人も多くいます。

支援制度の例

ジャンル 支援・事業名 支援団体 制度の内容
移住活動 移住支援金 内閣府
地方創生推進事務局
東京23区から東京圏外へ移住し、選定された中小企業等に就業した人、または起業支援金の交付決定を受けた人に都道府県・市町村から共同で交付金が支給される
住まい 飯山市空き家活用等事業補助金 長野県 飯山市 空き家を利用して移住定住する対象者に、工事費の一部を補助する
(対象工事費の50%相当の額を支給・限度額40万円)
就農 新規就農対策事業 北海道 和寒町 農業経営の後継者・新規参入農業者・新規参入農業研修を開始する人を対象に補助金を支給している
(新規参入農業者の場合、3年間で100万円)
子育て 子ども医療費助成制度 大分県 豊後高田市 未就学から高校生まで(0~18歳到達後最初の3月31日まで)入院・通院・歯科・調剤にかかる医療費(保険診療分)が助成される。また、豊後高田市では19~39歳の健康診査も無料で行っている。(U40健診)

04移住したい人・実際に移住した人の声

野菜を収穫してる若い夫婦

田舎への移住に憧れていても、なかなか一歩を踏み出せないという人が多いのではないでしょうか。田舎の暮らしには、メリットもあればデメリットもあり、田舎に移住したものの、再び都会に戻ってしまう人も少なくないようです。
十分な計画を立ててから移住することが大切です。実際に移住した人の声を聞くことも参考になるでしょう。
自治体のホームページ等で、先輩移住者の声が紹介されている場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

田舎に移住したい理由

移住に興味がある理由は?(複数選択)

  • 山・川・海などの自然にあふれた魅力的な環境(50.2%)
  • 子育てに適した自然環境(33.4%)
  • 子どもの教育・知力・学力向上(22.2%)
  • 都会の生活に疲れた(18.0%)
  • 生活コストの削減(16.0%)
  • 実家がある(15.8%)
  • 趣味・生き方が実現できる場所を求めている(14.0%)

一般社団法人 移住・交流推進機構(JOIN)が地方移住に興味を持っている20代~30代の既婚者[東京圏・男女]500人に行ったウェブモニターアンケート調査から抜粋して掲載しています。
資料:一般社団法人 移住・交流推進機構(JOIN)「若者の移住」調査

落ち込んで歩いている男性

田舎への移住で、理想的な生活を手に入れる人もいれば、思い描いていた生活とは違い、都会に戻ってしまうケースも少なないようです。後悔することがないように先輩移住者の失敗例も知ったうえで、移住について考えてみることも大切でしょう。

プライベートが
守られていない

田舎では玄関のカギをかけない家がほとんどです。急に人が入ってきたり、外出中に洗濯物を取り込んでもらっていたりすることもあるとか。

想像以上に
出費が多かった

田舎暮らしはお金がかからないイメージがありますが、国民健康保険料は都会に比べて高い場合が多く、地域によっては物価が高い場合もあるようです。

仕事がなかった

地域おこし協力隊をはじめ、移住者の雇用を創出する取り組みはありますが、移住したものの働き口がないということも…無計画に移住するのは良くありません。

綿密な移住計画が重要です

移住先にどのような就職先があるのか、どのような出費があり生活費はどのくらい必要になるのか、移住に関する相談会やセミナーを利用して予め把握しておくことも大切でしょう。
「理想的な移住先を見つけたが、やりたい仕事がない…」ということも珍しくありません。移住の条件を明確にして、その条件をクリアできる地域なのか、事前に確認しておくことが大切でしょう。

第一次産業ネットでは、地域おこし協力隊を含む移住者向けの求人情報を多数ご紹介しています。家付き(社宅・寮あり)の求人など、住まいの問題もクリアできる求人情報もあります。ぜひチェックしてみてください。

移住したい人向けにおすすめ!
田舎の第一次産業の求人情報サイト

シェアする