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農業ビジネス

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離島で農業やってます。

テレビでも取り上げられる離島での農業。その魅力と実態を解説!

2021年2月15日更新

離島で農業って魅力もあるけど、不安もありますよね?その悩みを解決します。

「離島農業」とは文字通り、海に囲まれた島で行う農業のスタイルです。テレビや雑誌などでも取り上げられるていることもありますよね。
海や山に囲まれ、都会や町の喧騒から離れた島で、思う存分農業に打ち込み、自給自足に近い環境に身を置く。そんな生活に憧れている方も多いのではないでしょうか。しかし、新しい環境、特にこういった移住をともなった大きな決断には「生活できるのかな…?」という不安や疑問がつきものでしょう。
今回は、そういった不安を解決するため、実際に離島で農業を営んでいる農家さまたちを紹介し、やりがいや大変さ、生産の仕組みから、自治体からのサポート体制など、「離島で農業を営む」実態にせまります!

01実際の離島農業の例。

自然の宝庫・西表島で果樹栽培:(農)アララガマ農園合名会社

それでは、離島で実際に農業を営んでいる農家さまたちを紹介します。

アララガマ農園合名会社

まずは、沖縄県の西表島でパインやマンゴーなどの果樹を栽培されている「(農)アララガマ農園合名会社」さまです。
西表島といえば、沖縄らしい美しい海に囲まれ、マングローブ林や独自の生態系など見所満載のリゾート地としても有名ですよね。毎年、時期を選ばずこの自然の宝庫を多くの方が訪れています。
そしてアララガマ農園さまは、この西表島で、非常に希少価値の高いピーチパインなどを栽培しています。西表島でのピーチパインの生産量・収穫量自体が少なく、国産パインの中でも糖度が高く、離島であっても高単価高収益を実現されています。恵まれた土壌や太陽を有する西表島ならではですよね。最近では、都会から移住される方も多いとのことで、周囲に相談できる環境が整っている良い例でもあります。観光名所として有名な離島で、農業をしながら大自然が満喫できるとは夢のようですね。

ゲームで話題の対馬で漁業:中庭水産有限会社

次に、紹介するのは長崎県と朝鮮半島の間に浮かぶ島・対馬の企業さまです。

中庭水産有限会社

対馬といえば、2020年に発売されたアクションゲームの舞台となり、ファンの間で「聖地」として話題になりましたね。手つかずの自然が残り、古代からの歴史が息づく、こちらも観光地として有名な島です。
そして、魚釣りなど海産物でも名を馳せるこの対馬で、漁業を営んでいるのが「中庭水産有限会社」さまです。1993年の設立以来、様々な魚介類を水揚げ・出荷し、地産地消にも貢献する水産会社です。「島での漁業って1日中、海上にいるのかな…」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、機械化を進めているこちらの会社では、多くの業務が陸で行われ、対馬の陸海がともに味わえます。10代~40代の若い従業員の方も多く在籍し、島暮らしに興味のある方、魚が食べるのも釣るのも好きな方にとっては、非常にやりがいがある生活となるでしょう。海に囲まれた離島ならではの、豊富な海産物が堪能できるのも素敵ですね。

神秘の隠岐の島で森づくり:隠岐島前森林組合

最後に、島根県にある隠岐の島で林業を営む企業さまを紹介します。

隠岐島前森林組合

神秘の絶景と出会える島・隠岐の島にて「森づくりは海づくり、森は海の恋人」を運営の基本に、林業を展開しているのが「隠岐島前森林組合」さまです。隠岐諸島の一部である隠岐島前という地域(隠岐3島およびその周辺)において、隠岐の島を支える森林と関わる仕事えを担っています。虫のまん延による深刻な被害から木々を再生することを主要とし、森林を活用した放牧地整備も行っており、海・山・きれいな空気と生物に囲まれ働くことのできる環境です。生活必需品も島内でそろい、備品貸与を行っているため、離島ならではの物理的不便も少なく、残業がないため島のレジャーを存分に楽しめる、自然大好きな方にとっては最高ですね!

02離島農業で生活できるの?

離島で農業はどうやって営まれているの?

こうしてみると、離島で農業をやっている企業さまは多くいらっしゃいますし、それぞれに魅力がありますよね。
しかし、それでも気になるのは「離島農業ってどうやって運営しているの?生活できるの?」ということではないでしょうか。例えば、必要な肥料や資材、燃料はどうやって仕入れ、出荷はどのように行われているのか、といった疑問もあるのではないでしょうか。ここでは、その疑問を解決します!
基本的に離島へは、物資や人を乗せた定期便として航路が敷かれています。また、飛行輸送のための航空路がある離島もあり、それらの交通網により離島への物資や作物の輸送が行われています。そのため、本島とほぼ遜色のない生活を維持することができるのです。 近年では、通信ネットワークの整備も急速に進められ、なくてはならないネット環境の充実化も実現している離島もあります。しかし、やはり人口の減少や高齢化といった現実があることも事実で、交通網の経営が厳しい状況にもあるといえます。
この問題の解決のため、国・自治体は離島振興施策に取り組んでいます。運航経費の補助や、船舶の代替建造の補助、産品の海上輸送費の補助や、島民の運賃の低廉化など、費用面・設備面での支援が手厚くなっています。地域によって取り組みの違いはあれど、公的な支援が続けられているので、それを最大限に利用し、離島農家の方々は経営をされているんですね。
また、多くの人が気になるであろうお給料についてですが、離島であっても、属する都道府県の最低賃金が適用されます。そのため、離島で生活していても、十分に生活が可能となっています。 ただ、やはり輸送コストの関係上、物価は本島より高くなってしまう傾向にあります。そのため、送料無料が増えてきているネット通販を利用したり、積極的に様々な人と関わり、農作物をいただいたり、お得な情報をゲットしたり、と上手に島ならではのライフスタイルを築くことも大切です。

03離島で暮らし、農業をする魅力とは?

何より大自然。そして絶景

苦労もありつつ、支援を生かし営まれている離島農業。では、そのやりがいとは?

画像⑤挿入

離島農業のやりがいとは、なんといっても大自然に囲まれて、絶景の中でひたすらに農業に取り組めることでしょう。近年、都会での生活に疲れ、離島に移住したい…という方が増えている、という記事やテレビを目にしますよね。また、食に携わり、よりやりがいを求めたいという方も多くいらっしゃいます。そういった方々にとっては、海や山に囲まれ、ひたすら農業に没頭できる離島農業は非常に魅力的なのではないでしょうか。

グラフ

平成28年度に国土交通省が行った離島での生活満足度の調査では、やや満足以上の方が45.6%と過半数近くを占め、66.1%の方ができれば住み続けたいとするなど、離島での生活に充足感を感じている方が多いことがうかがえます。 この調査によると、住民の方が島外から来られる方に期待することの第3位に農林漁業への就業があり、島内にとっても就農者への期待値や歓迎度合いが強く、非常に貴重な存在となり得るといえるでしょう。
美しい風景に囲まれながら、島民の方の期待を背負い、ひたすら農業に没頭できる。そして、余暇を最大限に堪能し、ゆったりとした時間を過ごす。そんな魅力が離島農業にあります。

04まとめ

今日、様々なメディアでも取り上げられ、注目度の高まっている「離島農業」を今回紹介しました。 実際に、離島で農業を営まれている企業さまもありますし、自分自身で農業をはじめられる方もいらっしゃいます。 雄大な自然の中で、人々の食を支える農業に従事する。離島であっても、働く環境は整っていますし、なにより自分の時間を楽しむことにかけては、離島は随一なのではないでしょうか。
離島での農業に興味を持たれた方は、ぜひジブンなりの離島農業を考えてみてください!

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