食と農業

【日本の農業人口の現状】 若者の新規就農が
増えているワケ

日本の農業人口や新規就農、
農業経営体、などをご紹介

若者の就農が増加!日本の農業人口の現状

近年は新規就農者が増加しています。2017年の新規就農者は7万9千人となり、10年前と比較すると64%の増加となっています。農業従事者の高齢化や工作放棄地など、農業を取り巻く問題は多数ありますが、これらの問題を解決すべく、近年は就農をサポートしてくれる国の施策が多数あり、環境改善に向けてさまざまな取り組みがなされています。このことも、就農者の増加につながっていると考えられるでしょう。

01従事者の現状

農業就業人口の減少

農業就業人口の減少を表した数値とグラフ 農業就業人口の減少を表した数値とグラフ

基幹的農業従事者の減少

基幹的農業従事者の減少を表した数値とグラフ 基幹的農業従事者の減少を表した数値とグラフ

基幹的農業従事者

自営農業に主として従事した15歳 以上の世帯員(農業就業人口)のうち、普段の主な状態が「主に仕事(農業)」である人を言います。(主に家事や育児を行う主婦・学生等は含みません)

農業就業者の平均年齢(高齢化)

農業就業者の平均年齢の変化を表した数値 農業就業者の平均年齢の変化を表した数値
2000年 2005年 2010年 2016年
農業就業人口 3,891 3,353 2,606 1,922
平均年齢 61.1 63.2 65.8 66.8
基幹的農業従事者 2,400 2,241 2,051 1,586
平均年齢 62.2 64.2 66.1 66.8
(単位:千人・%・歳)

農家数・農業就業人口の減少、高齢化は進んでいます。その一方で、農業に関心を持つ若者は増加しています。また、農業の高齢化や後継者不足の問題を解決すべく、政府も『農の雇用事業』(企業の研修経費の一部を助成する制度)をはじめとして、若者の就農促進を支援する取り組みを進めています。

02新規就農の実態

新規就農者数(男女合計)

新規就農者数の男女合計の新規就農者の推移を表した数値とグラフ 新規就農者数の男女合計の新規就農者の推移を表した数値とグラフ

44歳以下の新規就農者

44歳以下の新規就農者の推移を表した数値とグラフ 44歳以下の新規就農者の推移を表した数値とグラフ

男女別 新規就農者数

男女別の新規就農者数の推移 男女別の新規就農者数の推移

就農形態別 新規就農者数

2013年 2016年
新規自営農業就農者 40,370 46,040
新規雇用就農者 7,540 10,680
新規参入者 2,900 3,440

新規自営農業就農者

自営農業のみに従事、または主に自営農業に従事するようになった人。実家を継いで農業を始める人がこれに当たります。

新規雇用就農者

法人等で従業員として農業に従事している人(年間7ヵ月以上)。農業法人に就職する人は、これに該当します。

新規参入者

新規就農者のうち、独自に土地・資金等を調達し、責任者として新たに農業経営を開始した人。農業で企業する人はこれに当たります。

44歳以下の新規雇用就農者数

44歳以下の新規雇用就農者数の推移 44歳以下の新規雇用就農者数の推移

03農業経営体

農業経営体の数

農業経営体数の推移 農業経営体数の推移

農産物の生産を行う法人組織経営体の数

農産物の生産を行う法人組織経営体数の推移 農産物の生産を行う法人組織経営体数の推移
資料:農林水産省「農林業センサス」

農業経営体

農産物の生産を行っている、または委託を受けて農作業を行っている経営体をいい、一定の基準を満たしているものを指します。主に「個人経営体(農家)」と法人化して農業を行っている「法人経営体」があります。

一般法人の農業参入の推移

一般法人の農業参入の推移を表した数値とグラフ 一般法人の農業参入の推移を表した数値とグラフ

近年は、企業の農業参入が増加傾向にあり、安全性が高く安心な原料を確保したい企業や、観光農園・農村レストランなどを経営する企業が増えています。近年、新規雇用就農者数が増加していますが、このことが背景にあると言えます。