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衆議院議員 平将明氏インタビュー

外需の取り込みについて

そういった国際空港直結の卸売市場のようなものが近い将来に実現するんでしょうか。

今述べたのは一つのアイデアで、農水省に宿題を出しているところです。外需の取り込みについては様々なやり方の研究をしている段階です。

日本米の輸出も可能性はあるでしょう。今10万円前後の高機能炊飯器が外国人観光客の方々に人気のようです。アジア、アセアンの方々が豊かになってきて日本式の炊飯の文化にも入ってきたわけです。

でもその炊飯器で調理するに相応しい米って、きっと日本のブランド米ですよね。それなのに最高品質の日本米でも、例えば中華人民共和国には輸出する際は燻蒸が義務づけられていて、大変な制約要因になっています。

どんなカタチであれ、いざ農産物を輸出するとなればそれは必ず国家間の通商交渉や検疫の制度などの調整をすることになります。そこはもう民間ではどうにもなりません。どうやったって政治でしか解決できないわけです。

そのためには政府に農産物輸出促進の強力な司令塔を設置し、いつまでにどの国にどの農産物を輸出できるよう目指すかという綿密な工程表を作成する必要があると思います。その準備は進めておきましょうという、今はその段階です。

海外需要がもたらす、農業の秘めた可能性

将来海外の需要を取り込めた場合、日本の農業はポジティブに変化するのでしょうか。

農産物は国内マーケットだけをターゲットにしていると豊作になると値段が落ちてしまうのですが、ストレスなく外需を取り込めれば値段が落ちなくなるどころか、単価が上がり量も売れるようになります。そのためにも世界標準よりも高付加価値なものを作る必要ありますが、農業は一気に儲かるスパイラルに突入する可能性を秘めています。



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