就農者インタビュー特集

矢口 鉄也 さん
Profile
年齢:31歳
経歴:工業デザイン科の高校を卒業後、広告会社にて建築パースの制作に従事。その後、化粧品会社勤務を経て、2014年に株式会社アグリスリーに入社。
勤務先
株式会社アグリスリー(千葉県)
事業:米、果樹、露地野菜などの生産、販売、加工/スタッフ8名

農業を目指したきっかけ

ご自身の専攻や置かれていた環境とは全く関係のない農業の道へ進んだ矢口さん。どのようなきっかけで農業に興味を持ったのでしょうか?

『自分の意思でモノづくりをしてみたい』

もともとモノづくりが好きだったので、高校卒業後はモノづくりの仕事をしていました。 ただ、大きな組織の中では自分の考えをダイレクトに反映することができず、成果も目に見えづらかったため、歯がゆさを感じていました。 そんな中、ふと「農業であれば、自分の意思が成果に直結するのではないか」と考え、農業に挑戦してみようと思うようになりました。 自分が経験してきたことと仕組みは異なりますが、農業もモノづくりの一つだと思いますし、私自身食べることが好きだったので、食に関することに興味があったんです。 私は農家の出身ではありませんし、興味を持った時点では経験値もゼロだったので、家族に相談しても当初は反対されました。 反対はされましたが「やってみないとわからない」という気持ちが勝り、短期の農業研修を受けてみたんです。 2ヶ月という短期間ですが、研修を通じて農業に対する想いが強くなり、農業を仕事にしよう、という決心がつきました。

農業での仕事選び

農業を仕事にしよう、と決心がついた矢口さん。やりたいことがたくさんあって、理想の就職先があるのだろうか…と思いながらも、条件を満たす就職先を探すため、活用したのは第一次産業ネットだったそうです。

『社長の考え方とジャンルに魅力を感じた』

まず一番に考えたのが、様々な経験を得られるところ。 農業を仕事にするからには、自分の希望はできるだけ叶えたいな、と思いました。 甘いものが好きだから果樹はやりたい、お米の生産にも関わりたい、販売にも携わってみたい…欲張りかもしれませんが、挙げればキリがありませんね。 そんな希望を全部満たしてくれる就職先なんてなかなか無いだろうな、と思って第一次産業ネットで探していたら、たまたま今の会社を見つけたんです。 社長と実際に話をしてみて、多品目栽培を展開しているだけでなく、自ら直売所の運営を始めたり、農業に対して攻めの姿勢を取っているところに魅力を感じました。 農業を事業として、計画的・戦略的に考えているところにも共感できました。

農業へ就職してみて

こうしてアグリスリーに就職し、農業を始めた矢口さん。ところが、入社した後の農業は、想像していた感じと全くもって違ったそうです。

『常に考えながら行動しなければいけないと気付いた』

最初に受けた農家さんは、良くも悪くも昔ながらの農業というか、全体的にのんびりしていたんです。 ですが、アグリスリーの農業は全く違いました。“仕事”としての農業は想像以上に忙しいです。 「いつ、何を、どうやってやればいいのか」を常に考えながら仕事に向き合わなければ、いつまでたっても作業が終わりません。 意識を変えないと成長できないと、入社後に痛感しました。ただ、気付いたことは大変なことばかりではありません。 直売所や配達先でお客さんと話すと、喜んでいる顔を直接見ることができるんです。 「美味しかったよ」と実際に褒めていただけると仕事に対するモチベーションも上がります。

今後の目標

色々な経験をしたいと考えていた矢口さん。アグリスリーで働いているうちに、更にやりたいことが増えたようです。

『いつか独立を。目指すスタイルはアグリスリー!』

今はまだ駆け出したばかりで、毎日が勉強の連続です。 季節による作業の違い、農家さんの考え方、1年間の流れなどをしっかり身に付けて、一人前の「農家」として会社に貢献できるようになりたいと考えています。 そしていつかは独立して、自分で作物を作り、パティシエである奥さんの力も借りながら加工品づくりにも挑戦していきたいです。 就農時には独立まで考えていませんでしたが、農業経営を間近で見ていて、自分もやりたいと思うようになりました。目指すスタイルはもちろんアグリスリーです!

農業を志す方へメッセージ

アグリスリーで働くうちに将来の目標が見えてきた矢口さん。農業をやりたい、という方に対してはっきりとしたアドバイスを頂くことができました。

『好きなものをやるのが一番!』

農業ほど始める前後でイメージが違う仕事もないと思います。 考えてばかりでは絶対に分からないので、短期のアルバイトや農業体験でも、まずは経験してみることが大事だと思います。 ざっくりでも構わないのでジャンルを絞ってみるのもいいかもしれません。 果樹・野菜・お米、ジャンルによって作業も、1年の流れも全く異なります。 自分で調べたこと・経験したことを踏まえて、「好きだな」「やってみたいな」と思ったことをやるのが一番です。 仕事として毎日向き合うことになるので、モチベーションを保てないと続きませんよね。 あとは、休みの日には気分転換も必要です。 私は奥さんと一緒にお菓子作りをしてリフレッシュしていますよ。
株式会社アグリスリー
元パティシエの代表が2011年に設立した千葉県山武郡にある農園。 生産品目は梨、カボチャ、水稲、ミニトマト、葉ネギなど多種多様で、自社の直売所や道の駅等で販売を行っています。 梨園ではもぎ取り体験等のイベント・企画も行っており、観光事業にも力をいれている会社です。 社員の希望を考慮しながらそれぞれの担当作物を決定する、独立希望の社員には農地の貸し出しや機械の貸与などでサポートするなど、社員一人一人が自分の農業スタイルを目指す事ができます。
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